こんにちは。しゅうです。
当ブログに訪問してくださり、感謝してます!
私が師と慕っている稲盛和夫さん(以下、稲盛さん)と斎藤一人さん(以下、一人さん)。
お二人とも実業家として大成功され、書籍も多く出版されています。
ここでは、お二人がどのような考え方をし、素晴らしい人生を送られたのかについて書いていきます。
今回はお二人から教わった「成功する人、失敗する人」をご紹介します。
この記事は次のような人におすすめです!
・成功する人と失敗する人の違いに興味がある人
・稲盛さんの考え方を知りたい人
・一人さんの考え方を知りたい人
稲盛さんが考える成功する人とは
稲盛さんは、人間の能力は無限であり、努力を続けていれば、どこまでも伸びると考えられています。
実際に京セラが無名の中小企業であった頃は、大手企業が「その仕様は難しすぎて開発できない」といった製品を「開発できます」と言って引き受けていました。
中小企業にはそのような難しい製品を受注し、自社の技術を高めるしか生き残る道がなかったということですね。
会社に帰って、その製品仕様を社員に伝えると、今の設備や技術では無理だと言われます。
そのような社員を稲盛さんは、今の能力ではできないだけであって、未来の能力ではできる、と励まされます。
そう、「自己の能力を未来進行形でとらえる」ことの大切さを何度も伝えられました。
今の能力でできる・できないを判断するのは簡単なことです。ただ、それでは、現状を維持するだけで新しいことはできません。
しかし、ただ「できる」と言っただけでは社員は奮起しません。
そこで、稲盛さん自身が製品開発にあたってのアイデアを出したり、この製品を開発する意義を情熱を込めて語ることで社員を鼓舞されました。
この稲盛さんの叱咤激励に社員も応え、必死で努力します。
何度も失敗を繰り返し、もうダメだというところまで努力をしていると、神様が手をさしのべてくれ、アイデアが閃くことがあります。
そのような状態になるまで努力を続ける。
「成功する人」は途中であきらめそうになっても続けた人、また、隣りで応援してくれる仲間や師がいた人と言えます。
こうして京セラは高い要求仕様を満たす製品の開発に成功し、相手先企業の信頼を勝ち取っていくことができました。
一人さんが考える失敗する人と失敗する人の違いとは
一人さんは、仕事はみんなが思うほど難しくない、世の中は意外と甘いと言われます。
ちょっと世間を見回してください。
たいていの人は、本を読んで勉強するとか、そんなに努力していません。
学生時代はかなり勉強していた人だって、社会に出るとピタッと勉強をやめてしまいます。
そういう勉強しない人でも、社長をしていたり、管理職だったりします。
衝撃のデータがあります。
2016年に総務省統計局が実施した「社会生活基本調査」によると、社会人の勉強時間は平均1日6分だったそうです。
2022年にも同様な調査をしたところ、社会人の勉強時間は平均1日13分だったそうです。
皆が皆、そういう人じゃないけど、大半の人がやらないから、社会に出てからも勉強してる人はゴボウ抜きができます。
もし、あなたがゴボウ抜きをして、勝ち組になれたとすると、今度は勝ち組同士の競争になっていきます。
この勝ち組の中にも、成功するとすぐにゴルフにハマったり、高級車を乗り回したり、女性にハマったりして仕事をしなくなる人がいます。
上に行けば行くほど、「こんなに成功したからいいや」みたいな感覚に陥る人が増えてきます。
どういうことか分かりますか?
そう、ゴボウ抜きをしたあとも勉強を続けていると、簡単にもう一つ上に行けちゃいます。
そうすると、さらに一つ上の成功者同士の競争になる。
しかし、人は一つの目標をクリアしたあと、新しい目標を見出せないと、どんどんやる気がなくなってきます。
勉強を続けている人にとってはとてもお得な話ですね。
成功に向かって一歩踏み出したばかりの人には、未熟さゆえの強さがあり、「まだまだ、上へ上へ」と思っていると、案外簡単に勝てちゃうんです。
一人さんにも、昔はライバルがいたそうです。
でも、一人さんが知らないうちにみんな、勝手にいなくなっちゃったそうです。
だから、ライバルなんてほんとはいない。
あえて言えば、自分がライバル。
自分が「やるゾ!」という気持ちをどうやって持ち続けられるかが鍵となります。
一人さんが一番好きなものは、仕事。
仕事を楽しく途中でやめることなく、工夫して続けていれば、ライバルは勝手にいなくなって、成功できるということですね。
ちなみに、一人さんが二番目に好きなのはお酒で、三番目は女性だそうです。
これが大切だそうです(笑)
まとめ
今回の記事では「成功する人、失敗する人」について解説してきました。
本記事の要点は以下のとおりです。
ぜひ、失敗してもあきらめず自分の能力を未来進行形でとらえ、努力を続けていきましょう。
参考文献
稲盛さんや一人さんの考え方については、以下の本で触れられています。
とても素晴らしい本ですので、ぜひ手に取ってみてください。
- 生き方
2004/7/22 サンマーク出版 稲盛和夫著
- 人生に成功したい人が読む本
2013/3/27 PHP研究所 斎藤一人著