転職コラム

【書評】『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』|「辞めたいけど辞められない」を乗り越える方法

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書評:この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ
しゅう
しゅう

こんにちは。転職経験 4回のしゅうです。

「この会社、もうムリだ…」そう思いながらも、なかなか行動に移せないまま悩んでいませんか?

転職や退職を考えながらも、上司や同僚、生活の不安に縛られ、一歩踏み出せない気持ち、私自身も経験しました。

本書『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』は、そんなモヤモヤを抱えるあなたに向けた一冊です。

この本を読むことで、「辞めたいけど辞められない」原因を知り、それを乗り越える具体的なヒントが得られます。

さらに、行動を起こす勇気を引き出してくれる内容に、多くの気づきがあるはずです。

この記事では、本書の概要や印象的な部分、実際にどう活用すれば良いのかを分かりやすく解説します。

自分の人生を動かす一歩を踏み出すためのヒントを、ぜひ最後まで読んでみてください。

本書の概要

『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』は、精神科医であり産業医でもある井上智介氏が執筆した、働く人々の心の健康を守るための実用書です。

本書は、仕事で限界を感じながらも「辞められない」という葛藤を抱える人々に向けて、具体的な解決策と心のケア方法を提案しています。

本書の大きな特徴は、退職を考える際に起こる心理的ハードルを具体的に取り上げている点です。

「転職先が決まっていない」「収入がなくなるのが不安」「周囲にダメな人だと思われたくない」といった悩みを抱えたまま無理を続けると、心身に大きな影響を及ぼす可能性があることを指摘しています。

著者は、そうした状況を放置せず、自分の限界を見極める重要性を説いています。

構成は全6章からなり、以下のようなテーマが扱われています。

  1. あなたが苦しいのは「もう限界」まで頑張っているから
    心理的・身体的な限界を迎えた状態を自覚するためのポイントを解説。
  2. 「心の危険サインだ」と思ったときの対処法
    心の健康に異変が生じた際の適切な対応策を紹介。
  3. 「体の危険サインだ」と思ったときの対処法
    身体に現れる危険信号を無視せず、正しい行動を取るためのアドバイス。
  4. 「でも辞められない」思い込みから解放された人たち
    実際に心理的な束縛を乗り越えた人々の事例を紹介。
  5. 「もう頑張れない」人の休み方
    休職や傷病手当を活用し、心身を回復させる方法を提案。
  6. 「この会社ムリだから辞める!」ときに知っておきたいこと
    退職に向けた具体的なステップや準備について解説。

さらに、本書は第2回メンタル本大賞で最優秀賞を受賞するなど、多くの読者から高い評価を得ています。

また、ダイヤモンド・オンラインやLIFULLで抜粋が紹介されるなど、幅広いメディアでも取り上げられています。

このことからも、本書が多くの働く人々にとって信頼できる一冊であることが分かります。

転職本

著者について

著者の井上智介氏は、島根大学医学部を卒業後、精神科医、産業医、健診医として幅広く活躍しています。

産業医としては毎月30社以上を訪問し、精神科医としては外来でうつ病などの精神疾患の治療にあたっています。

また、ブログやSNSを通じて、「おおざっぱに笑ってラフに生きてほしい」という思いを込めて情報発信を行っています。

著書には『ストレス社会で「考えなくていいこと」リスト』(KADOKAWA)や『職場の「しんどい」がスーッと消え去る大全』(大和出版)などがあります。

井上氏の豊富な臨床経験と産業医としての現場経験が、本書の具体的かつ実践的な内容に反映されています。

特に、働く人々が抱えるストレスや不安に寄り添いながら解決策を提案する姿勢が、多くの読者から共感を呼んでいます。

本書の特徴と内容

本書の最大の特徴は、退職に関する心理的なハードルを下げるための具体的な方法が示されている点です。

特に、以下のポイントが注目に値します。

主な内容

危険サインの見極め:心や体に現れる危険サインを具体的に解説し、自分が限界に近い状況にいるかどうかを確認する方法を提案しています。これにより、読者は自分の状態を客観的に判断できるようになります。

実践的なアドバイス:傷病手当の利用方法や休職中の過ごし方、退職を引き止められた際の対処法など、具体的なアドバイスが多数掲載されています。これらはすぐに実践可能な内容ばかりです。

成功事例の紹介:「辞めたいけど辞められない」という思い込みを乗り越えた人々の事例が紹介されており、読者に勇気を与えています。これらの事例は、読者が自身の状況に共感しやすく、次の一歩を踏み出すヒントとなります。

本書は、心理的な不安やストレスを軽減しつつ、適切なタイミングで行動を起こすための指針を提供しています。

印象に残った部分

本書の中で特に印象に残ったのは、「限界に気づくことの重要性」と、それに対する具体的なアプローチが丁寧に解説されている点です。

以下に、心に響いたポイントをまとめました。

  • 危険サインがあらわれたら、心や体が「これ以上、今の状態を続けてはいけませんよ」と訴えていると考えることが大切
    心身の健康が崩れる前に、このサインを見逃さないことが重要だと感じました。
  • 「会社の辞め時」を自覚することが大切
    自分の心や体が限界を迎えていると感じたら、そろそろ退職のタイミングだという認識を持つ必要があります。
  • 転職先が決まっていない・収入がなくなる不安があっても、会社はあなたを助けてくれない
    無理にしがみつくことで、むしろ自分を追い詰めてしまう危険があるという指摘が胸に響きました。
  • 休職中は「とにかく休むダラダラ期」と「働くための準備をする活動期」の2ステップに分ける
    心身を回復させる期間と、次のステップに向けた準備期間を意識的に使い分けるというアプローチは非常に実践的だと思います。
  • 休職中に転職活動をしてもいい
    自分を追い込みすぎない範囲で新しい可能性を模索することが、前向きな一歩になると感じました。
  • 最も目指すべきは円満退職である
    感情的にならず、冷静に物事を進めることで、退職後の人間関係やキャリアにも良い影響を与えるという点が印象的でした。
  • 会社にしがみつくことで失うものがある
    時間、健康、そして人生そのものを損なう危険性を改めて実感させられました。

私自身の体験

本書を読んで、私自身の過去の経験を思い返しました。

私は以前、上司との人間関係に限界を感じていました。

上司が怖くて会社に行きたくないと思ったり、「また怒られたらどうしよう」とビクビクしながら過ごしていました。

「もうムリだ」と思いながらも行動に移せずにいたのですが、心療内科を受診したことがきっかけで状況が変わりました。

心療内科の先生が休職を勧めてくれたおかげで、私は休職を決断し、自分の時間を取り戻すことができました。

休職中に心身をリフレッシュした結果、冷静に将来のことを考えられるようになり、最終的に他の会社に再就職することができました。

この経験を通じて、本書で述べられている「危険サインを見逃さないこと」「休職を有効に活用すること」「会社にしがみつくことのリスク」の重要性を、改めて強く実感しました。

本書は、同じように悩みを抱える人々にとって、きっと大きな助けになる一冊だと思います。

本書の活用方法

本書を最大限に活用するためには、以下のステップがおすすめです。

  1. 自身の状態を振り返る
    • 本書で解説されている危険サインをもとに、自分が心身ともに限界を迎えていないかを確認しましょう。特に、仕事のことで憂鬱になったり体調不良が続いたりしている場合は要注意です。
  2. 実践的なアドバイスを試す
    • 傷病手当の申請や休職の手続きなど、本書で紹介されている具体的な方法を実践してみましょう。これにより、退職や休職に伴う不安を軽減することができます。
  3. 周囲の協力を得る
    • 家族や友人、専門家に相談しながら行動を進めることで、よりスムーズに状況を改善できます。本書にも、相談相手の選び方や話し方についてのヒントが掲載されています。

本書は、状況の整理や行動計画の立案に役立つ実践的なツールとして活用できます。

読者が自身の心身の健康を守りながら、前向きな一歩を踏み出すための強力なサポートとなるでしょう。

まとめ

『この会社ムリと思いながら辞められないあなたへ』は、限界を感じながらも退職に踏み切れないビジネスパーソンにとって、心強い味方となる一冊です。

本書では、心や体の危険サインを見極める方法や、休職や退職の具体的なステップが詳細に解説されており、読者が自分の状況を冷静に判断し、行動に移すための大きな助けとなります。

特に、心理的な不安を抱えながらも無理を続けてしまう人にとって、本書は「まず休むことの重要性」を教えてくれる貴重な指南書です。

また、実際に行動を起こした人々の事例を通じて、読者が前向きな気持ちを持つきっかけを提供しています。

この本を手に取ることで、悩みが少しでも軽くなり、あなた自身のペースで次の一歩を踏み出すことができるでしょう。

退職や休職に関する不安を抱えている方は、ぜひ本書を活用し、心身の健康を守りながら未来への道を切り開いてください。

しゅう
しゅう

無理をして働き続ける前に、まず自分自身を大切にする方法を知ることが、未来を切り拓く第一歩です。

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