こんにちは。しゅうです。
当ブログに訪問してくださり、感謝してます!
斎藤一人さん(以下、一人さん)は全国高額納税者番付で10位以内を長年続けられた方です。
令和になった今でも出す商品、出す商品が当たる、仕事の神さまのような方です。
だから、仕事での成功法則も誰よりも知っておられます。
今回は一人さんから教わった「令和を生きる人の働き方」をご紹介します。
この記事は次のような人におすすめです!
・令和に適した働き方に興味がある人
・一人さんの考え方を知りたい人
・一人さんファンの人
令和ではAIに仕事が奪われるのか?
令和に入り、AI(人工知能)が大きく発展し、仕事を取り巻く環境も変化してきています。
特に2023年は生成AIが一大ブームとなり、「生成AI元年」と呼べる年となりました。
AIを用いた技術革新は、「第4次産業革命」とも言われています。
産業革命が起きると、「機械に仕事が奪われる」とか「機械に人間が支配される」といった不安を抱く人が必ず出てきます。
ニュースでも不安をあおるような報道がされます。
では、AIの発展で「AIに仕事が奪われる」といったことが起きるでしょうか。
確かにAIに代替される仕事もあります。しかし、それで不安になるのではなく、世の中がどんどん良くなっていく、だから不安にならなくても大丈夫だと一人さんは言われます。
何よりいいのは、AIが導入されたら、イヤな仕事はAIに任せ、人間は好きな仕事に集中することできます。
だから、AIに仕事が奪われるのではなく、AIと人間が共存する世の中になっていくのではないでしょうか。
例えば、農業。農業の担い手は減っていますが、今までは5人で耕していた畑が、AIにより1人でも耕せるようになります。
同じく運送業も人手不足といわれますが、自動運転の車が走るようになれば、人手不足は解消されます。
肉体労働だけではありません。クレーマー対応もしなければならないコールセンター業務もAIの導入により楽になります。
AIに任せておけば、クレームもAIが受け止め、対処してくれます。
このようにイヤな仕事は、AIが引き受けてくれます。だから人間の仕事は「頭脳労働」中心になっていきます。
農業でも肉体労働は減り、頭脳労働が増えます。例えば、新しい品種を開発するといったことです。
運送業でも配送はAIに任せ、新しいサービスメニューを開発したり、より効率的な梱包方法を研究するといったことを人が行います。
人間にしか考えられないことがありますので、どんな仕事をしていても、「自分は頭脳労働者だ」という自覚を持つことが大切だと一人さんは言われます。
「努力」と「根性」の時代から「心」の時代へ
20世紀は「力」や「努力」、「根性」の時代でした。力で押さえつけ、根性でそれを乗り切ってきた。
今、起きているパワハラやセクハラなどの社会問題は20世紀のなごりです。
しかし、仕事も人生も力で押さえつける時代は終わりました。
一人さんは言われます。「だいたい2000年周期で、人類のテーマは変わる。21世紀に入って、「力」から「心」の時代に入ったんだよ」
心の時代では、人の情け、つまり「人情」が大切になってきます。
仕事でも、この人と仕事がしたい、このお店で買いたい、と思われるような人情味や魅力が必要になってきます。
平成から令和に変わり、「心」の時代から、さらに「豊かな心」の時代になってきています。
豊かな心になるためには、他人に優しくすること、特に立場が弱い人に対して気を配ることが大切です。
相手が「豊かな心」を持っているかどうか判断する方法があります。
それは、その人が上司であれば、部下にどのように接するかを見る。
食事でレストランに入ったとき、ウエイトレスさんにどのように注文するかを見る。
コンビニのレジで店員さんにどう対応するかを見る。
つまり、自分が命令できる人、立場の弱い人に対応しているとき、その人の「心」が現れます。
豊かな心を持つ人、心根のいい人に囲まれて仕事ができるよう、仕事も大切ですが、まずは自分の心を磨いていきましょう。
「10年先」よりも「一歩先」を考える
仕事では、常に先を考えることが大切ですが、あまりにも先のことを考えても意味がありません。
例えば、個人旅行で月に行くビジネスを考えても、遠い未来には実現するかもしれませんが、今の技術ではすぐに商用化できません。
これからの令和の時代、仕事をするコツは、10年先よりも一歩先を考えること、と一人さんは言われます。
「今」ではありません。「一歩先」です。今、流行っているものに手を出しても二番煎じになってしまいます。
では、一歩先を見極めるためにはどうしたらよいか。
それは常に「一歩先って何だろう」と考えることです。
常にアンテナを張っておくと、必要なときにピンとくるようになります。
人間はすぐに飽きがくる生き物です。どんなに売れている商品でも飽きがきて、別の商品にとって代わられます。
例えば、音楽プレーヤー。エジソンが1800年代に蓄音機を発明しました。それがレコードとなり、カセットテープになり、CDプレーヤー、MDプレーヤーと代わり、今ではスマートフォンで音楽を聞く人が多くなりました。
人々のニーズが変化し、その変化に対応するために、商品もサービスも変わっていきます。
一人さんは銀座まるかんの創業者であり社長ですが、いつも「一歩先」を考えて、商品を出されています。
だから、出すもの、出すものが当たり、黒字経営を続けられています。
では、どんなことが儲けを続けられるか。
それは、人が楽しくて喜ぶもの、ワクワクするものを作ること、と一人さんは言われます。
ものを買うのもサービスを使うのも人ですからね。
そして、ひとりよがりではなく、多くの人に役立つものやサービスを考える。
その際は、自分によくて、相手にもよくて、世間にもよくて、神さまにも認められるものにすることが大切です。
これを「四方よし」と言います。
「四方よし」の仕事なら、絶対に成功します。
特に仕事が上手くいっているときは、自分だけがよければいいと思いがちなので注意が必要です。
自分も大事、そして人も大事と分かれば、仕事も人生もうまくいきます。
まとめ:令和を生きる人の働き方
今回の記事では一人さんから教わった「令和を生きる人の働き方」とはどのようなものかを解説してきました。
本記事の要点は以下のとおりです。
ぜひ、一人さんが実践されている令和の働き方を自分の仕事にも取り入れ、成果を生み出していきましょう。
参考文献
「令和を生きる人の働き方」については、一人さんの以下の本で触れられています。
とても楽しく、ためになる本ですので、ぜひ手に取ってみてください。
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